不思議な出来事~お別れのゴロゴロ~

先代猫の思い出
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今朝、こちらのブログを拝見して、

先代の猫が亡くなった時のことを思い出していました。

犬猫の仲間を失った悲しみ | 人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男 (ameblo.jp)

先代の猫エルは、2016年3月31日に19歳7ヶ月で旅立ったのですが、

当時、うちにはエルと、現在17歳のどんぐり(当時12歳)の2匹の猫がいました。

どんぐりは元野良猫(保護当時、推定2歳)で、エルが9歳の時にうちの子になったのですが、

成猫のオス同士で、年も7才も離れているにもかかわらず、

2匹はとても仲良くなることが出来ました。

どんぐりは、エルの真似ばかりして、家猫としての心得(?)も

エルから教わったように見えました。

2匹が仲睦まじくしている様子を見る度に、

私は本当に幸せな気持ちになって、

この幸せがずっと続いたらいいのにと、心の底から思っていました。

しかし、お別れの日はやって来ました。

具合の悪いエルに寄り添うどんぐり

エルが旅立ってから、どんぐりは別人(猫)のようになってしまいました。

人のそばにいるのが好きだったはずなのに、

一人でぼーっとしていることが増えました。

感情が無くなってしまったようにも見えました。

私は、どんぐりにどう接すればいいのかわからなくなってしまいました。

飼い主だけではなく、動物もペットロスになると知り、

なんとかしてやりたいと思いました。

新しい子をお迎えするといいと知り、

エルが旅立って3ヶ月も経たないうちに、

おむすび(当時生後約2ヶ月)をお迎えしました。

どんぐりとおむすび初対面

しかし、どんぐりはおむすびを受け入れようとはせず、

ますます心を閉ざしてしまいました。

どんぐりにとって良かれと思ってした事が、ますますどんぐりを苦しめて、

余計な事をしてしまったのではないか?と、自己嫌悪に陥り、

どんぐりに甘えたくても受け入れてもらえない

おむすびのことが不憫でもあり、あの頃は本当に辛かったです。

でもその後、時間はかかったものの、

どんぐりは少しづつおむすびを受け入れてくれるようになり、

仲良しとまでは言えないものの、普通にいっしょに過ごせるまでになりました。

そして、そこへ今度はマミが現れ、

5兄弟が生まれて、我が家は猫8匹の大所帯になりました。

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5兄弟が生まれてからは、おむすびの関心が子猫たちに移り、

おむすびがどんぐりにちょっかいを出す頻度が激減したせいか、

どんぐりはマイペースでのんびり過ごすことが出来るようになり、

どんぐりとおむすびの仲が、険悪になることもなくなりました。

そして、これは本当に不思議なのですが、

あんなに子猫のおむすびが大っ嫌いだったどんぐりが、

なぜか5兄弟たちには寛大で、いっしょに寝たりするようになったのです。

エルがいなくなってから、気難しくなってしまい、

不機嫌な顔をしていることが多かったどんぐりが、

とても優しい顔をするようになったのです。

おむすびで子猫に対して免疫がついたのか、

5匹もいるから諦めたのか、

理由はわかりませんが、とにかく良かったことには間違いありません。

そして、おむすびの方も、遊び相手が5匹も出来て

いっぱい遊んで、くっついて眠って、

毎日本当に楽しそうにしています。

こんなこともあって、私は、5兄弟たちは

天国のエルからの贈り物かもしれないと思ったりしています。

さて、ここからが今日私が一番書きたかった事なのですが、

エルが亡くなった時に話を戻します。

エルの火葬の日の前日の晩、こんなことがありました。

「最後の抱っこだよ」と私がエルを抱き上げた瞬間、

ゴロゴロゴロゴロ エルが喉を鳴らし始めたのです!

私は、「エルが生き返った!」と思いました。

しばらくすると、ゴロゴロ音がする方向が動いていき、

その先を目で追うと、そこにはどんぐりがいて、

ゴロゴロゴロゴロと大きな音で喉を鳴らしていました。

私はなんともいえない不思議な気持ちに包まれました。

ゴロゴロ音は確かにはじめは、エルから聞こえていたのです。

聞き違いじゃないかとか、思い込みじゃないかとか思われてしまうかもしれないけれど、

エルがどんぐりの体を借りて、

私にお別れのゴロゴロを聞かせてくれたのではないか。

私はそう信じています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた。

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