うちの8匹の猫たちは、捨て猫だったり、野良猫だったり、
みんな、おうちの無い、飼い主のいない子たちでした。
そんな子たちを、拾ったり、保護したりして、
今は、私が飼い主となっているわけです。
はじめこそ、食事を用意してあげて、住む場所や医療を提供してあげて、
あれやこれやと世話を焼いて、
こちらから猫に、『与えている』感じでしたが、
ふと思ったんです。
『与えている』が、いつのまにか『与えられている』に変わっているなと。
まったく人慣れしていなかったどんぐりが、
初めて自分から私の太ももに体をくっつけてきた時の温かさ。
「無邪気ってこういう事を言うんだ」と、心から思ったむーちゃんの子猫時代。
思い出すと涙が出ちゃう。
マミちゃんの出産から子育ての様子を、ずっと間近で見せてもらったこと。
5兄弟が生まれて、家の中が本当に賑やかになったこと。
私は、この子たちから本当にたくさんのものを受け取っています。
与えたつもりが、逆に、その何倍も与えられている。
今日は、ふと、そんなことを考えていました。
みんな、うちの子になってくれてありがとう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた。
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