同胎の兄弟猫、我が家の場合は?

猫のことあれこれ

いつも拝見させていただいているブロガーさんで、

我が家とよく似た猫家族構成の方がいらっしゃるのですが、

その方の、「(猫の)同胎の兄弟姉妹」について書かれた記事を、

興味深く読ませていただきました。

その方のお宅も、我が家も、妊娠中の猫を保護後、

5匹の子猫が生まれて、ママ+五つ子、血縁関係のない猫さんがいっしょに暮らしています。

その方が何かで読んだ記事によると、 

犬や猫の同胎兄弟姉妹の関係性というのは、

互いに精神的依存が強く、そこで世界が完結してしまうのだそうです。

私はこれを読んで、「うんうん」とすご~く頷けました。

うちの5兄弟たちは、生まれてこのかた何をするにもいっしょ。

ごはん食べるのも、遊ぶのも、ケンカするのも、寝るのもなんでもいっしょで、

ママや兄弟たちと離れて過ごしたことは一日たりともありません。

3歳を過ぎた今でも、まぁよくくっついて寝ています。

「そこで世界が完結している」って、すご~く納得できるのです。

そのせいなのか、5兄弟たちと私の関係は、

先住猫たちと私の関係とはちょっと違う気がします。

先住猫3匹は(2匹はお空にいます)、1匹ずつ間隔を空けて我が家の猫になったので、

私への依存度が高くて、私のことを母親のように思っている感じがするのですが、

5兄弟たちには本当のママもいるし、いつも兄弟でくっついているので、

私にはベッタリという程ではないです。

先住猫とは仲良くしていますが、

先住猫とママと5兄弟の世界ががっちり出来上がってしまっているので、

この中に新たに知らない猫が加わるのは絶対無理な気がします。

去年の夏、庭に1匹の野良猫さんが入って来て、

うちの子たちがいつも過ごしている部屋の窓ガラスに向かってきてしまい、

うちの7にゃんたちが大パニックを起こしてしまったことがありました。

知らない猫が家の中まで入ってきたかと勘違いしてしまったのか、

全員、今まで聞いたことのないような唸り声を上げて、

背中の毛を逆立てて警戒、威嚇モード!

それまでみんニャでまったりお外を眺めていたのが一変!!

この世の終わりかと思うくらい、7にゃんたちが豹変してしまったのです。

野良猫さんが見えないようにすぐにカーテンを閉めたものの、

7にゃんたちの興奮状態はすぐにはおさまらず、

全員が落ち着きを取り戻すまでに、1週間かかってしまいました。

また同じことになったら大変だと思い、

しばらくは恐ろしくて、カーテンを開けられない日々でした。

あんなに仲の良かった5兄弟たちの関係もギクシャクしてしまい、

このまま仲が悪くなってしまうのでは… と、あの時は本当に落ち込みました。

そんな中、ひと役買ってくれたのが先住猫のおむすびむーちゃんでした。

5兄弟の中で一番おへそが曲がってしまった翔平くんのなだめ役を買って出てくれたのです。

食器棚の上でシャーシャー言いながら籠城している翔平くんが、

一瞬よそ見をした隙に近づいて「チュッ♡」

翔平くんの表情が緩みました!

普段は5兄弟の先頭に立って大暴れしている、超やんちゃ坊主のむーちゃんですが、

この時は、みんニャのお兄ちゃんとしての存在感を見せつけました。

むーちゃんのお陰で、5兄弟たちは仲良し兄弟に戻ることが出来ました。

どうかどうか、いつまでも兄弟仲良しでいてくれますように、

この子たちが安心して暮らせるように、努めて参りたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた。

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